女一人で人生を満喫することにした

都内在住の30代独身女が一人の楽しみ方を紹介しています。最近婦人科系手術をしたので、その記録も。

円錐切除術の記録〜感情の動き その2〜

前回の記録では、初めて感じた混乱のようなものを書きました。

今回はその後の動きを。

 

さて、一日泣き暮らしてどんどん悪い事ばかり考えていた私。

ですがどんなに辛くても目が腫れまくって酷い顔でも、翌日は通常通りお仕事です。

こんな寝ぼけた理由で休むわけにはいきません。

それに、入院するので上司にも伝えないとね。

 

職場では、精密検査ですーと前もって話していた先輩にまず話しました。

その時不思議だったのが、私、全くの冷静な自分に戻っていたのです。

強がりとかでなく、普通に淡々と事実を伝え、むしろ仕事に穴開けて申し訳ないわーの気持ちが主でした。

ちょっと休めてラッキーくらいの気持ちもあったかも。

どうしてかなと考えてみると…

 

1 私は痩せ我慢体質が染みついているので、人前では子供の頃からうろたえないタイプだった。その効力が対人場面で即発揮された。

2 一日全力で泣いたり落ち込んだりして感情を表しまくったため、もやもやと心の中で引き摺るものや溜め込むものが無くなった。ストレスホルモンも泣くことでスッキリ。

3 手術や入院やその病気のことについて調べまくり、もうわからないことは無い!くらいになったので原因不明の不安などが無く、それが潜在的な安心感に繋がった。

4 仕事とプライベートは180度くらいペルソナを切り替えていて、「仕事の私」として相応しい態度言動に自動的になった。

 

思いつくのはこの4つかなあ。

こんな仕組みで、私は元の鋼の自分に戻ったのです。

そこからはもう悩むことも恐れることもない!

全てが新しい挑戦、新しい経験。

私のステージを上げるのにもってこいじゃありませんか。

こういうことが無いと、私は傲り高ぶる嫌な奴にこの先なっていたんだと思う。

何しろ、体も健康、最高に楽しい大好きな母や姉や猫もいる、宝物扱いしてくれる大切なパートナーと理想的な関係、仕事もやり甲斐あって順調で、職場の人間関係も良くて、仕事できるタイプではないし能力高くもないけど全国平均よりは高いお給料もいただけている、趣味も自由に楽しめて、心から人生幸せで自分を愛せると言える。

…これだけ読んで既に嫌な奴だろと思わないでくださいね。

色んな人生の条件を比較すれば、上には上がいます。

私なんて雑魚レベルですよ。

でも私は他者との比較をしない、という境地に人生の早めの段階で至れたので(これには苦労があったのですよ)、今こうして改めて書いてみても、私は恵まれていると思います。

だからこそ、当たり前が当たり前じゃないことを気付けるような、今回のようなイベントが用意されていたんじゃないですかね。

昨今のコロナ騒動でも、普通、がどんなに尊く貴重なものだったか気付けたじゃないですか?

そういうことですよね、私の体のことも。