円錐切除術の記録〜事の発端〜
2020年2月末、私は職場の子宮頸がん検診で
ASCーH 高度扁平上皮内病変の疑い
で要精密検査の結果をもらいました。
(とてもざっくり説明すると、ガン一歩手前まで行ってる細胞いるかもよ?調べた方が良いんじゃない?という段階。)
これまでずっとA判定だった私はびっくり。
いきなり要精密検査ですって!?
何で!?
でもまあ、こういう検診は引っかかっても結局何でもなかった人が多いらしいし…
と、何とか自分を落ち着かせつつ、速攻かかりつけの地元の婦人科病院に予約。
若いうちのガンはスピード勝負だ!という考えを持っていたので、最初に結果を見てから今日までの私の迷わなさと勢いはなかなか良いもんだと我ながら思うよ。
この日から、私の初体験が次々やってくる。
経験値を上げるボーナスステージきたよ!!
ところで、私は毎年子宮頸がん検診を受けている。
ありがたいことに職場の健康診断でオプションが無料でつけられるのだ。
女性が多く、広い意味で「健康」に携わる職場だからかな。
今こうして考えると、本当に本当にこの会社で良かった。
私は女性なら当たり前かと思っていたけれど、職場の健診にはついてないよー、という話もよく聞く。
そして国内で子宮頸がん検診の受診率は20%そこそこ?(正確な数字ではなく私の記憶ですが…)と、かなり低いらしいことも、今回初めて知った。
で、こればかりは声を大にして言いたいのですが…
絶対!毎年!検査した方が良いですよ!!!
そう。
物事に絶対は無いって言うけれど、いや私はこれ絶対やった方が良いと思う。
それも、お金や状況が許せば毎年。
なぜなら、
1・初期は全く自覚症状が無い
私は超健康体!という怪我も大病もしたことないような人間で、生理不順とか不正出血とか痛いとかなんとか婦人科系の悩みも無く、なーんにも体の変化を感じなかった。
2・1年間で状況は変わる
ずっと毎年受けてきて、これまでは子宮頸がん項目で微塵も引っかかっていなかった。
それが今年急に、これ結構異常ありまっせ!の判定。
これまで見落とされたのかもしれないし、この一年で芽が出たのかもしれない。
どちらかは分からないけど、いずれにせよ毎年受けていなかったら、異変に気付いたときにはもう黒でしたとなる可能性はある。
濃い目のグレーで見つけられたからまだ良かったのだ。
と、まずは事の発端でした。
この頃はまだ、細胞診痛そうだなー嫌だなー、というレベルの私。
次回はその初めての精密検査について書こうと思います。